板橋区西台駅前の内科・糖尿病内科　ますやま内科・糖尿病クリニック

食事療法の内容とはどういうものかご説明いたします。
食事療法は糖尿病の治療で欠かすことができないものです。
初期で軽度の糖尿病であれば、食事療法をしっかりすれば、かなり改善します。
皆さんは日常生活でのカロリーを摂取量とカロリー消費量を把握されていますか？
事務職の方と農作業や体を動かして働いている方とでは消費するカロリーが全く異なり、必要なエネルギー量は異なります。また適切な飲酒量も個人によって変わってきます。飲酒習慣も糖尿病治療では欠かす事ができない問題で、正しいお酒の付き合い方を身につけて飲酒される方と何も気にせずにお酒を飲まれる方とでは、10年後、20年後の生活が全く異なってきます。
「たかが食事」＝病気治療と関係ない、ではないのです。
糖尿病内科では食事・飲酒に対して助言し、どのように食事を摂取して頂くのが適切か、どのような食事の楽しみ方をして頂くのが病気を予防できるのかといった問題に専門知識を持って対処していきます。

体重を減らすためにどれくらいのカロリーを摂取すべきか、何を食べると良いのか、どういった食品を避けるのが良いのかという指導は毎日の生活の質を高めるために欠かす事ができません。糖尿病の指標の一つである「血糖値」は食事に大きく左右されるからです。体重や体脂肪率だけでなく、血糖値の長期的な管理は病気を未然に防ぐ上で非常に大切なことなのです。
糖尿病内科の役割は糖尿病の治療だけでなく、未然に防ぐための予防にも関わっています。今現在糖尿病と言われている方だけでなく、食習慣に不安がある方も我々糖尿病内科医が関与すべき方です。今まで医師や看護師から専門的なアドバイスを受けたことがない方は是非一度ご相談にいらしてください。